難局と神様
もっと幸せに!
134 (楽しい人生への道しるべ)
難局と神様
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代表弁護士 米川耕一 平成17年10月18日
1.今回(134号)は、「難局と神様」です。
あなたが、平凡な人生を送りたいとお望みでしたら、本稿はお読みにならないでください。チャレンジする人生を望まれるなら、ご一読を。
2.ある高名なマジシャンは、鳥の死骸を送りつけられるなど、日本で散々いやがらせを受け、逃げるように渡米して大成功し、小泉首相は、郵政民営化法案を参議院でいったん否決されたことによって、結果的に、大成功しました。
ある人は、海外で、顔面打撲の大怪我を負い、医者がおらず、やむなくサプリメント専門店に行き、歯医者さんすら悩ませた重度の歯肉炎の特効薬を手に入れてしまいました。
3.目先の難局は、長期的に見れば、実は、願望や救済を実現するために、どうしても通過しなければならない一里塚なのです。
4.チャレンジする人生を送ろうと発念すると、自動的にその方向に人生行路が動いてゆきますが、短期的に見れば、「難局」が立ちふさがってきます。
これは、キリストや仏陀が試されたのと同じでしょう。「難局」は、どうしても通過しなければならない必須のプロセスと観じれば、それは、工夫と時間の経過と共に消滅して行きます。
5.さて、経営、病気、お金などで難局に陥った場合、「神様。助けてください。」と神頼みしますね。
そして、難局を切り抜ければ「ああ、有難い。」と。効果がなければ「神も仏もあるものか!」でしょう。
あたかも、召使いに指示をして、うまくできれば褒めてあげ、失敗したら、叱るようなものです。しかし、神様は、あなたの召使いではありません。
難局の最中、神様は、直接は、助けてくれません。
ただ、身の回りに、不思議な偶然の出来事、共時性的事象を起こして、示唆してくれるだけです。それをヒントに、各人が難局を切り抜けて、目標に近づいて行くのです。
6.何故、わざわざ、難局が用意されているのでしょうか。
なぜ、神様は直接助けてくれないのでしょうか。
それは、人間が各人の工夫によって、難局を切り抜けて成長し、人類全体として、「多様な解決策」を発見するためでしょう。
以 上
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