我慢するな!
もっと幸せに!
157 (楽しい人生への道しるべ)
我慢するな!
<
↑
>
代表弁護士 米川耕一 平成18年6月7日
1.今回(157号)は、「我慢するな!」です。
多くの離婚事件を扱ってきましたが、夫の所業に「私さえ、我慢すればいいのだから」とジッと耐え、挙げ句の果ては、重い病を患ってしまった女性が少なくありません。
こんな時「我慢する必要なし!皿でも投げなさい。枕を引きちぎりなさい。」とアドバイスすれば、その妻はすっかり元気になります(夫に跨って、首をしめた女性もいますが、これはいけません。)。
また、妻に先立たれて意気消沈している男性に「チャンス到来。次の女性を直ぐに捜しなさい。」と言っただけで、元気いっぱいとなった例がいくつもあります(そのうちの一例は私の父です。父は三度の心臓の手術を受けていましたが、この一言ですっかり若返り、現在83才の暦年ですが、健康診断では50歳代の若さを保っています。)。
2.心と身体は相関関係にあります。
せっかくいただいた身体を害してしまうような我慢は正しくありません。
3.では、仕事の上などで、どうしても我慢しなければならないときはどうしたら良いのでしょうか。
ある方は、うるさい上司の所に行くときは「これから滝に打たれる修行に行く。」と心に決めて行くべしとアドバイスされます。
また、あるフレンチのシェフは、物覚えの悪い部下に苛ついていましたが、お客様から「その子が立派な料理人になったときには、あなたが、極く普通の食材から最高のお皿を作ったと言えますね。」と言われ、ハッと悟ったとのことです。
これらは、本来我慢すべしとされる状況を、ものの見方を変えて、より積極的な場面とし、無理な我慢をしないで済むようになった例です。
4.我慢すべき状況が現れたら、@お皿をなげる、または、A状況の解釈を変更することによって、心の平静を保ちたいと思います。
*
以 上
<
↑
>