森を歩こう
森を歩こう
117号
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代表弁護士 米川耕一 平成17年1月19日
1.今回(117号)は、「森を歩こう」です。
入り口の鳥居の奥には深く、そして、やさしい森が広がっているのが見えます。
軽くおじぎをして大きなその鳥居をくぐります。
参道には砂利が敷き詰めてあります。
白く、美しく。
ゆっくり見上げると、空は爽やかに澄んでブルー。
左右には緑が広がっています。
ゆったりと歩んでゆくと左に手水舎(てみずや)があります。
ゆったりと湧き出す水が絶え間なく、気持ちよく、そして、ゆっくりとあふれています。
柄杓を左手に取り、両手、口を静かに浄めましょう。
ゆっくりと水をふきとります。
そして、さらにゆっくりと二番目の朱色の鳥居をくぐります。
鳥居の奥には天然記念物の森が深く静かに眠っています。
右手には静かな拝殿が見えます。
歴史を経た味わいのある木造(きづくり)です。
木の香りを感じるかもしれません。
ずっと、まっすぐ、森の方に進んで行きます。
下を見ると焦げ茶色の土、やがて、深い森があなたを覆ってきました。
大きな木がやさしく上を覆ってきました。
空気はひんやりしてきました。
爽やかです。
少しずつ温度が下がってきました。
そして、とても爽快です。気持ちがますますゆったりとしてきました。
ふと気がつくと、左に大きな木がそっと、せり出しています。
木に近づいてみましょう。
古い大きな木です。
そっと手を触れてみます。
両方の手です。
手がほのかに温かくなってきました。
少しピリピリ感じるかもしれません。
そして、それは、快適。深くなります。
深くなればなるほど、心が落ち着いてきます。
幸せな、楽しい感覚が中から湧いてきます。
ますます、豊かな、温かい気分に。
周りの空気とひとつの感じ。
ひとつの感じが広がってゆきます。
昨日は昨日、今日は今日。
愛する人は然り。
仲の良くなかった人とは和解のフィーリング。
こちらがリラックスすれば、あちらもリラックス。
心が開いてゆきます。
優しさが生まれてきます。
そして、和解。和解はすがすがしい気持ち。
ますます、心は落ち着いてきます。
今日のこれからも楽しく、
リラックス、
平和、
安定、
日だまり・・・・・・・・・・・・・
※
以 上
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