83号
2003年10月15日 代表弁護士 米川 耕一
今回(83号)は、「前世へジャンプ!」です。
私は、毎日2−3人の方に深層心理カウンセリングを実施しています。
一回のセッションは1−3時間です。
多彩なテクニックを駆使しますが、よく使うものの一つが催眠です。
ある時、催眠が深まるにつれて、身体の上と下が逆の方向に向き、腰を中心に身体がねじれてゆく方がありました。
あたかも、血行を良くして、身体の凝りを取ろうとしているかのようでした。
私は、さらに退行催眠を施し、その方の前世を探りました。
イタリアに飛んだ彼は、大戦中爆撃に会い、爆弾の破片が足に突き刺さり、それが致命傷となって死亡したのでした。
その突き刺さった部分を今見てみますと、大きな静脈瘤となっていました。
聞くと、なぜか子供の頃からその状態とのことでした。
私は、その方に指示して、イタリア時代の肉体から抜け出してもらいました。
すると、魂が空中に浮き上がり、自分の肉体を見ているという状態になりました。
翌日、彼から電話がありました。
40年にわたって存在した静脈瘤がきれいさっぱりと無くなっているとのこと。
静脈瘤の原因となった過去の事件を追体験させることによって、静脈瘤が消え去ってしまったのでした。
このような「前世」は、実在するものかどうかは分かりません(そもそも何が実在するかということ自体、証明できないでしょう。)。
しかしながら、彼の脳の中では立派な事実として存在していたわけです。
その原因を彼の脳内で追体験させることにより、ひとつのプロセスが完結したので、静脈瘤が消えていったものと私は考えています。
以 上
(次)
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