91号
2004年1月14日 代表弁護士 米川 耕一
1.今回(91号)は、「タブーを打ち破る。」です。
旧友の弁護士でソープランドが大好きな人がいます。彼はそこに行くことを隠しませんし、弁護士バッチをつけて行きます。
そして、なんと、そこで法律相談をしてきます。すると、そのような職についている女性の苦しみが分かってくるとのことです。
2.私は、最近、女性しか読まないような本を沢山読んでいます。これは、私という一個の個性の内にある男性、女性の両性の脳を深化させようとしているからです。
何も、私がニューハーフになりたいのではなく、人の気持ちを本当に理解するにはその人の立場に立たなければならないという当然の真理を実践しているに過ぎません。
3.病気にならなければ病人の気持ちは分かりません。お金で苦労しなければお金の苦労は分かりません。失恋しなければ失恋の痛手はわかりません。
4.男性には女性の本当の気持ちはなかなか分かりません。
しかし、異性の気持ちがより理解できたら男女間の不毛の争いがどれだけ減少することか。多くの離婚事件を扱ってきた経験から私はこのように考えるようになりました。
この年齢になって女性しか読まないような本を沢山読むことによって、女性心理についての私の脳はやっと開かれてきました。その結果、弁護士業、カウンセリングの仕事をより深化することが出来ると確信するようになりました。
5.この年齢ではそんなことはできない、自分のような地位にある者がそんなことはできない、男のやることではないなどと頑迷に考えている方。
その誤った信念をいったん捨ててみてください。世界がより広く輝いてきます。そして、物事の本質が分かるようになってきます。
以 上
(次)
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