飽きたら お休みなさい。
しばらくすれば
女時(めどき)から男時(おどき)への変化が始まる。
女時(流れが停滞するとき)は、男時(流れに勢いがあるとき)への、変化のプロセスなり。
世阿弥による心理分析。
※男時(おどき)とは良い流れがあるとき、女時(めどき)とは流れが停滞し耐えるときを意味するとあるが、それだけではない。女時(めどき)は、超回復に向けて、研究を重ねる蓄積の時ともいえます。
解説:世阿弥 風姿花伝第七別紙口伝より
時の間にも男時女時とてあるべし `いかにするとも能によき時あればかならずまたわるき事あるべし `これ力なき因果なり・・・
(現代語訳)
時には男時(陽の時)・女時(隠の時)というものがある。どうしても、能にも上手くいく時があれば必ずまた上手くいかない時がある。これは人智の及ばぬ因果である・・・