米川耕一エッセイ もっと幸せに!

2025/06/24 米川耕一エッセイ もっと幸せに!

絶望から歓喜へ

聴力を失い、絶望のなか、ハイリゲンシュタットの遺書を書く。

真っ暗だっただろう。

しかし、やがて、時は来た。

「自分は、芸術のために生きるんだ!」

彼の作品は、この絶望をとおして、深化し、

英雄、運命、田園、第九に至った。

絶望がなければ、これらの傑作は生まれなかった。

絶望は、まさに、女時(めどき 世阿弥)であり、プロセスとして、力の蓄積時だったのだ。

だから、今絶望していても、女時と悟り、蓄え、爆発する男時(おどき 世阿弥)に顔を向けようではないか!

 

「生きる」ベートーヴェンさん、ありがとう! – 米川総合法律事務所

 

 

© 米川総合法律事務所