1. 今回(196号)は、「この一瞬を」です。
いま、この一瞬
この一瞬は、過去の全ての歴史の集積
過去。
楽しいときもあったし、悲しいときもあったし
狂喜したときも、絶望のときもありました
電車の前の席
座る若い男性
足を投げ出し、ふてくされ、投げやり
気持ちは察します
しかし、その不満のなかには、過去の微笑みが隠されているはず
そして、今の姿勢は未来を、創って行くはず
どうでしょうか。
いま、この一瞬だけでも
幸せだなあ と
微笑んでみたら
せめて、一所懸命に生きようとしている
60兆の細胞のために
2009/07/21
米川耕一エッセイ もっと幸せに!