ご機嫌よう
もっと幸せに!
130 (楽しい人生への道しるべ)
ご機嫌よう
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代表弁護士 米川耕一 平成17年9月1日
1.今回(130号)は、「ご機嫌よう」です。
一日の仕事が終わって退社するときに「お疲れさま」「お疲れ」と言うことが多いと思います。
言葉は、潜在意識にしみ込んで、その本人、聞き手の将来に影響を及ぼすことを考えると、マイナスの言葉を出来る限り使わないようにしたほうが良いのですが、その原則から言って、「お疲れ」は、適切ではないでしょう。
2.「ご機嫌よう」は、人と出会った時または別れる時に、健康を祝しまたは祈っていう挨拶のことばと説明されています(広辞苑)。
「ご機嫌よう」は、「ご機嫌よく」から変化してできた表現でしょうが、プラスの感覚に満ちています。
3.人生は不安に満ちています。私達は、とかく、不安をかき消そうと奮励努力しますが、いかにその難しいことか。
しかし、不安がなければ、未来に対する心構え、備えもしなくなってしまいます。不安は、生存の為に必要な面もあるわけです。
そこでいっそのこと、不安と共存してしまったらどうでしょうか。
不安の存在を認めた上で、発する言葉の方が力が強く、潜在意識を支配するのは言葉であるというルールを自分で作ってしまいます。
そうすれば、心で何を思おうが関係なくなります。言葉でプラスの表現をすればよいのです。
4.心が不安でも、「ご機嫌よう」を退社時に言ってみましょう。
そのプラスの言葉をもっとも身近で聞いているのは、他ならぬあなた自身なのです。
以 上
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