米川耕一法律事務所

ぎっくり腰よ、ありがとう

 もっと幸せに! 156 (楽しい人生への道しるべ)
 ぎっくり腰よ、ありがとう
<  
 代表弁護士 米川耕一 平成18年6月2日

1.今回(156号)は、「ぎっくり腰よ、ありがとう」です。

先日、海外出張中のことです。

入浴中、足を洗おうとしていた時、腰がいきなり「ギクッ」となり、激痛が走り、動けなくなりました。

あるく姿はおじいさん、就寝中は寝返りも打てません。

トイレで用を足すにも脂汗。帰りの飛行機の中では、前の壁を一センチずつ、すりあがるように立ち上がってトイレに行きます。

生まれて初めての体験ですから、最初は途方に暮れました。


2.しかし、ぎっくり腰は全く動けないのではなく、少しずつなら動けることを次第に理解し、行動範囲を広げてゆきました。

そして、どうしたら、病院に行かずに、この状況から脱却できるか、加えて、この状況の良い意味は何かを考えはじめました。


3.その結果、身体を緩める体操を試してみることにしました。

バスタブのポールにつかまって身体を伸ばすと楽になることも学習しました。

治癒のイマジネーションも実行しました。


4.一週間後、ぎっくり腰は完全に治りました。

病院には一回も行きませんでした。

また、身体が硬いことから、いつかはぎっくり腰になるのではないかという怖れが実現し、その結果、想い→現実化という因果がひとつ完結し、その怖れが消滅したこと(=厄払い)を理解しました。

万が一、また同じ事があっても、特殊な体操で自分で治せるという確信も得ましたし、マッサージに行くと「こんな身体の硬い人はみたことがない。」と言われていた身体の芯の凝りを解消することもできました。

以前よりも、ずっと、頑強になりました。


5.その後、夏風邪をひきました。

「この風邪は来るべき鳥インフルエンザの抗原、つまりワクチンであり、鳥インフルエンザの抗体を作っている。」と決めつけました。

夏風邪はその役目を終えると直ぐに治りました。


6.病をマイナスにとらえて悩んでいると、負の連鎖となってなかなか治りません。

積極的な意義を見出したり、あるいは、強引に価値あるものと決めつけることが苦境からの脱却の鍵です。

これは、病に限らず、人生のあらゆる場面で使える根本原理なのです。

*  
      以 上   
<