米川耕一法律事務所

「暗〜い気持ち」は、単なる癖

 もっと幸せに! 168 
 「暗〜い気持ち」は、単なる癖
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 代表弁護士 米川耕一 平成19年1月15日

1.今回(168号)は、「「暗〜い気持ち」は、単なる癖」です。

 (1)31才で事業に失敗、34才で再び事業で敗北、35才愛する人を失う、36才神経症、5回も選挙で敗北。56才 副大統領になれず、58才で再び選挙に敗れる。
 そして、60才でアメリカ大統領に選出される。
 以上は、リンカーンの経歴でした。

 (2)電球の発明にいたるまで9999回失敗したエジソンは、「失敗なんてないよ。”電球を発明しない方法”を開発したのさ。」と言いました。

 (3)例えば、「I cannot be rich.」は、「I can `not be rich`.」と言えます。 

  上記(2)(3)について敷衍しますと、言葉の工夫で思考の転換が出来、「だめだ。できない。」思考を消滅させることができます。


2.それでも気持ちが晴れない場合、例えば、後3日で1000万円必要、そうでないと倒産という事態もありえます。

そんなとき、どうしたらよいのでしょうか。


3.

(1)3日ではこれから物理的に何かをしよう(物を売ろう等)としても時間的に無理です。

従って、いったん諦め、手放します。

最悪の事態=「倒産」を受け入れます。

(2)倒産したことを考えると、暗〜い気持ちになります。

目をつぶって、その情景を描きます(従業員を集めて、謝罪している場面等)。

その情景をスクリーンに映し出し、一観客として、映画館で見ることにします。

さらに、映写技師になって、@観客Aスクリーンを背後から見ます。

 どうです、気分が楽になってくるでしょ。

(3)翻って、危機的状況を脱した場面を想定します。

皆と大喜びしている等。

「ズンジャカ、ズンジャカ」と楽しい音楽も入れます。

このときは、自分がその場面に入り込みます。

(4)瞬時のうちに、暗〜い気持ちが吹き飛ぶことでしょう。

(5)そして、この楽しい場面をいくつも創造します。

(6)潜在意識の無限の力で、思わぬ入金がやってきて、危機を脱します。

 以上は、私自身が何度も使った心理学的技法なのです。         
      以 上   
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