天に唾する
もっと幸せに!
141 (楽しい人生への道しるべ)
天に唾する
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代表弁護士 米川耕一 平成17年12月13日
1.
今回(141号)は、「天に唾する。」です。
私は、20年ほどクレーム処理の仕事もしてきました。
交渉の相手から、脅迫的な言葉は、数え切れないくらい聞いてきました。
ところが、不思議なことに、そのような言葉を私に向けて発した人は、ただ一つの例外もなく、@別件で逮捕されたりA大病に罹ったりB持病が悪化して苦しみのうちに死んでしまったりC破産してしまったりと、哀れな末路をたどりました。
人を害する言葉を発しただけで、その言葉の有する害意が発した本人に反射してしまったのです。
2.
そのような不幸が相手方に起こることは私の本意ではありませんが、そのように成ってしまう宇宙のルールのようなものは変えようがないようです。
3.
私は、相手が悲惨な状況にならないように「そんなことを言うとよくないですよ。」「止めたほうがいいですよ。大変なことになりますよ。」「どうなっても知りませんよ。」などと相手方に忠告します。
私の忠告を聞き入れて、円満な話し合いのテーブルに戻ってくださる方には、最大限の誠意を示して交渉し、双方納得できる線で話がまとまります。
これまで何人ものヤクザの皆さんとも、最後は笑顔で示談が成立しました。
しかし、極々少数、私の忠告を聞き入れずに、地獄に堕ちるような苦しみを味わう人もいます。
4.
良い言葉は良い未来を作り、悪い言葉は悪い未来を作ります。
加えて、言葉を発する相手に特別の心理的パワーがある場合、そのような人々に対する言葉は慎重の上にも慎重であるべきと私は思っています。
以 上
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