100号
2004年3月2日 代表弁護士 米川 耕一
1.今回(100号)は、「潜在意識の恐ろしさ」です。
潜在意識を活用して目標の実現を図るべきことは多くの人が述べていますし、それ自体は正しいことです。しかし、その方法については十分なる注意が必要です。
2.ある医師夫人は「夫がもっともっと有能になり、社会に貢献できますように。」と夫の為に、心を込めて祈っていました。
その結果、医師である夫は、その夫人よりも自分をもっと盛り立ててくれる、より素晴らしい女性と知り合い、夫人と離婚し、その女性と結婚しました。
「私は社長を心から尊敬しています。死んでも、社長の側でお仕えしたい。」と言っていた幹部社員は、社長の運転する車に同乗しているときに、社長の運転ミスから社長と共に亡くなってしまいました。
社長の遺族は、その幹部社員の意向をくんで、社長の隣にその社員のお墓を設けました。
また、いわゆる略奪婚(=熾烈な争いを経て、男性を勝ち取る婚姻)で勝利を収めたと勝ち誇る女性が、後に、子宮ガンになることが多いことも潜在意識の自己処罰の結果です。
3.私は、潜在意識を自由自在に使いこなせるようになりましたが、叙上の事実を考えますと、慣れない方は、その使用には慎重な配慮が必要となります。
具体的な例をあげましょう。なお、以下にいう「祈り」は潜在意識への刻印を意味します。
4.(1)第一の例については、祈りの際に「そして、私達夫婦が、揃って、益々幸せになりますように。」を付け加えます。
(2)第二の例については、「社長、そして、私が、いつまでも元気で、一緒に活躍出来ますように。」とします。
(3)略奪婚は絶対にいけません。
三角関係の場合の女性の祈り方は「私は○男さんと結婚しました。私達三者の問題は、無事円満に解決され、私、○男さん、○子さん全員が、益々、幸せになりました。このように調整していただいた神様に予め感謝申し上げます。」となります。
このように全員の幸せを願えば、自己処罰の危険を回避することができるのです。
5.あなたの祈りの方法が正しいかを瞬間カウンセリングでチェックできますので、御興味をお持ちの方はお問い合わせ下さい。
以 上
(次)
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