102号
2004年5月13日 代表弁護士 米川 耕一
1.今回(102号)は、「{今}を生きる。」です。
私はレストランでよく食事をしますが、今年の1月から3月は、ほとんどのレスト
ランの売り上げが大きく落ち込んでいるとのことです。
そして、オーナーはガッカリ。「こんなに営業努力をしているのになぜ売り上げが落ちるのだろう。」と。
2.私たちは、何の根拠もないのに、「努力をすれば必ず成果が上がる。そして、成果は努力に比例する。」と信じ込んでいます。
しかし、心理学の実験によれば、努力をすると確かに最初は成果が上がってゆきますが、やがて、フラットになり、そして成果はむしろ落ちてゆく。
そこで、あきらめずに努力を重ねていると、また成果が上がってゆくと結論されています。フラット、または、落ちるときに努力をやめると再び上がることはありません。
3.このような努力ー成果の関係を理解していれば、目標を設定して努力を重ねるうちに、ある時期、落ちることがあることは次への発展へ向けてどうしても通過しなければならない中間地点として納得でき、無用な不安を持たないですみます。
4.私は、「すべての低迷は次の大発展に必須の状況である。
心を迷わせなければ大発展しかないのだから、どんな状況であれ、大発展に向かいつつある{今}を楽しむべし。」と考えています。
5.ある女性経営者は資金を注ぎ込んで、どんどん新しい事業に進出していますが、彼女は、「これで失敗したら、私の器量はそれだけのものだったと考えます。たとえ、三畳一間でも私は日々の生活を楽しめます。」と真理を喝破しました。
過去も未来も無い、あるのは、ただ今だけ。そして、その「今」に自分の楽しい人生がある。「今」努力する。何と素晴らしい経営者でしょうか。
彼女の発展は間違いありません。なぜなら、執着がなく、努力ー成長曲線そのままを自然に生きているからです。
以 上
(次)
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