103号
2004年5月20日 代表弁護士 米川 耕一
1.今回(103号)は、「心のエネルギー」です。
今から30年前、私は蔵王スキー場で、あるプロスキーヤーの本をポケットに突っ込み、必死にパラレルの練習をしていました。
それから20年後、私は偶然その方と出会い、その方の仕事を受任しました。
2.先日、六本木ヒルズでタクシーに乗りました。ドライバーは、何と、小学校の同級生でした。
3.このような「ものすごい偶然」を経験された方は少なくないと思います。
なぜ、そのような「偶然」が起きたか考えてみましょう。
前者については、いつかはそのスキーヤーのように滑りたいと思っていましたし、尊敬の念を抱いていました。
後者については、彼は、最近まで父親の跡を継いで、ある会社の社長でしたが会社が倒産した結果ドライバーになりました。
そして、小学校の頃、私の家は貧乏でした。彼の実家は裕福で車を持っていました。私は、「なぜうちには車がないの。」と聞いて、親を困らせたこともありましたが、当時私は彼との貧富の差に無念の気持ちを抱いていました。
いずれも、私の心の深いところで強烈な願望、羨望の念があり、それが「ものすごい偶然」を引き起こしたのです。
4.また、私に対し脅迫をした暴力団、いったん報酬の約束をしながら理不尽な値引きを求めた人、感情に任せて侮辱した人は、病気・逮捕など、例外なく、哀れな末路をたどっています。
これも、私自身がはっきりとは意識できない潜在意識の強烈なエネルギーのなせる技なのです。
私は怒ることは滅多にないのですが、我慢に我慢を重ねた私から「あなた、私に対してそんなことを言っても本当にいいの?」、私からこんな趣旨の言葉が出たらその相手は THE END です。
5.いろいろな出来事は実は各人の心のエネルギーによって引き起こされています。
先日、ストーカーの被害に怯える方が相談に見えました。
私には、その方の心のエネルギー自体がストーカーを引き寄せていることが分かりましたので、心理学のテクニックを使って、そのエネルギーを家庭の幸せの方向へ転換させ、併せて、ストーカーも消し去りました。
以 上
(次)
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