2003年7月16日 代表弁護士 米川 耕一
失恋、離婚、不倫、倒産、ハラスメント・・・全ての悩める人にこの会社発展の方策68をお送りします。
私は昨日、霧島高原にいました。
雄大な桜島、海がパノラマのように見渡せるホテルの部屋で一人、本を読んでいました。
本からふと目を上げてテーブルの上を見ました。
突然、机上に雑然と置かれたペット・ボトル、湯飲み、パンフレットが存在を主張し始めました。
私はあたかも高原の高みから人々の生業を見ているような気持ちになりました。
ペット・ボトル、湯飲みなどが人家に感じられ、そこで楽しそうに夕食をとっている家族や誠実に働く人々が見えるような気持ちになったのです。
気がつくと、私は、机上に住む空想の家族、働く人々を微笑みをもって見守っているのでした。
霧島に私が行った理由のひとつは、厳しい心理闘争からしばし逃れるためでした。
不思議なことに、微笑みをもって幻影を見てから私の心に例えようもなく大きな平安が訪れました。
悩みは平安の反対です。
心が平安であることが私達がもっとも望むことでしょう。
心に平安をもたらす素晴らしい技をお伝えしましょう。
それは、一日中、他の人に愛の気持ちを送るということです。
道で足の悪そうな人にあったら「足が早く良くなりますように。」、
通勤ラッシュの中で疲れている人がいたら「今日一日、頑張ろうね。」、
怒っている人がいたら「そんなに怒らなくとも大丈夫だよ。」、
ぶつかりそうになったら笑顔でニコッ、
近寄りたくないほど汚い人がいたら「こんにちは」、
優しい人にあったら「なんて心の美しい人だこと」、
美人に会ったら「こんな美しい人、見たことない。」。
必ずしも声に出す必要はありません。
呟くだけでもオーケー。
悩めるあなたが、無理をしてでもそのような愛の気持ちを送り続ければ、あなた自身の心の中が浄化され、幸せ一杯の気持ちになってゆくことが必ず実感できます。
世界はあなたに微笑みをもって答えてくれるのです。
そして、いつの間にか、あなたの悩みが昇華され、あなたが愛に満ちた人間に生まれ変わっていることが実感できます。
悩んでよかったね! 悩みがなければ、愛の気持ちを送ると何倍にもなって愛が返ってくることを知らずに人生を送っていたのですから。
以 上
(次)
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