80号
2003年9月22日 代表弁護士 米川 耕一
今回(80号)は、「なぜ、いつまでも同じ苦労が繰り返されるか?」です。
売上が向上しても、ある金額まで行くと、また、落ちてしまう、貯金が増えてもある金額まで行くと必ずまた減ってしまうなど、いくら努力を重ねても、あたかも、目に見えない天井が自分を阻止しているかのように感じる経営者は多いでしょう。
このようなことは、経営に限らず、人生全般に起こります。
苦労しているときは努力を重ねますから、人間的成長が図れるというメリットはありますが、そのような状態がいつまでも続くと本当に嫌になってしまいます。
イマジネーションなどで潜在意識を活用している人でも、そのような「限界」を感じると思います。
今回は、その原因を御説明しましょう。
原因はズバリ「潜在意識」に在ります。
私達の潜在意識は出生以来、メディア・両親・先生などの悪しき暗示の洗礼を受けています。
金の小判を手にして大喜びしている映画の悪代官、清貧が正しいと主張する学校の先生、我が家にはお金がないといつも愚痴をこぼす母親、貧しいながらも清く正しく生きる兄弟を主人公としたテレビ番組等々、このような情報の洗礼を受け続けると、子供は潜在意識に「お金を持つことは悪」という信念を刻印してしまい、その信念は、大人になっても残っています。
キャッシュ・フローを例に考えますと、ある点までお金が貯まると、その悪しき信念が「それ以上貯めるのは悪だ!」と指示を出し、ストップをかけてしまうのです。
従って、これまで何らかの限界点を感じている方はまず、その誤った信念をうち崩さなければならないのです。
ところが、意識の上でいくら「お金をもつことは善である。」などと繰り返しても、潜在意識には何の変化も起こし得ないということは、古くは仏教の哲理から言われていることなのです。簡単な例を挙げれば、パソコンのキーボードの配列(潜在意識が覚えています。)を忘れようと考えても、自動的に手は動いてしまいます。
誤った信念を変え、これまでの限界を突破するには、心理学の最新ノウ・ハウを使うしかありません。
私は、そのようなノウ・ハウを使った「限界突破の秘法」を身につけています。限界を突破できない方には、カウンセリングをいたしますので、お問い合わせ下さい。
以 上
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