98号
2004年2月25日 代表弁護士 米川 耕一
1.今回(98号)は、「潜在意識は聞いている。」です。
私はよく催眠療法を実施します。
また、催眠を使わない場合でも、落ち込んでいる方には、例え話をします。
「桜の木は冬には葉を全て落としてしまいます。代謝を押さえて潜在的な力を蓄え、やがて、春に葉を繁らせ、美しい花を咲かせるのです。ある大企業は50年前に倒産寸前まで行きました。ある日本最高のレストランは15年前にはお客がいなくてシェフは溜息をついていました。そのいずれもが現在、美しく開花し、人が群れ集まってきています。」などとです。
2.私の声は、当然、表層意識にも聞こえるのですが、無意識の世界、即ち、潜在意識にもしっかりと刻印されるように工夫されています。
潜在意識は、聞き手が知らないうちに、「そうか。今は力を蓄える時なのだ。何の心配もいらない。頑張ろう。」と私の例え話を受けとめます。
3.潜在意識を催眠によって建設的な方向に誘導し、その結果、念願のお店(レストランなど)を持たれた方、幸せな結婚にゴールイン出来た方は何人もいらっしゃいます。
また、腫瘍やガンが消えてしまった方もおられます。
4.私自身、パソコンの使い過ぎから腕と肩の激痛に夜も眠れないことがありましたが、「この激痛は私に新しいテクニックを修得させようとする高次の意思の現れだ。」と見なし、激痛を取り去る自己催眠テクニックや激痛の原因との会話技術の修得に励んだこともあります。
その修得が完了すると、私の腕肩の激痛は消え去っていました。
潜在意識が私の自己暗示を受け入れた結果でした。
そして、自分に使ったその疼痛軽減テクニックは、痛みに苦しむ方に、広く応用することができるようになりました。
以 上
(次)
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