76号
2003年9月8日 代表弁護士 米川 耕一
今回(76号)は「ラビット博士からの提言(2)「願いは聞き届けられた!」〜実践編」です。
ラビット博士からの提言(2)「願いは聞き届けられた!」では、過去の人生の想起→発念の発見→ガイドの発見→新しい道へ との提言をいたしました。
今回はその実例を挙げてみたいと思います。
Aさんは、騙されて多額のお金を取られてしまいました。
そして、取れるあてのない相手に対して裁判を起こそうとしていました。
瞬間催眠誘導をしたところ、Aさんが騙された原因が分かってきました。
夫と長らく別居状態であり、一人では生きてゆけず「誰か」を必要としている、少しでもやさしい人ならお金をつぎ込んでもよい、このような心理状態にあるときに猫なで声の悪人が現れ、見事に騙されてしまったのでした。
ここまでは普通の心理分析でしょう。
しかし、私は、この先にもっと大切なことがあると考えました。
私は、催眠中のAさんから、今回の事件の深い原因となったAさんの発念を探してみました。
Aさんは、これまで夫に尽くしてきました。
ところが、そのような心的態度はAさんが喜んで行ったことではなく、自分の気持ちを抑圧した結果だったのです。
そして、Aさんは「いつか、私は自己主張ができるようになる。そして、自由になる。」と発念していたのでした。
この発念をAさんのガイドが聞いていました。
裁判を起こせば必ずAさんは証人として裁判所で自己の正当性を主張しなければなりません。
Aさんをサポートする証拠が少ないことを考えますと、Aさんは心を込めて堂々と主張しなければ勝ち目はありません。
つまり、この裁判はAさんがハッキリ自己主張をする舞台なのです。
そして、いったん自己主張をすることを学習すれば、その後の人生においても自己主張をすることが容易になります。
Aさんは、その経験によって実り豊かな人生をおくることができましょう。
このような場を設定してくださったのがAさんのガイドなのです。
「ラビット博士からの提言(2) 願いは聞き届けられた!」は、実費300円でお分けできますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
以 上
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