米川耕一エッセイ もっと幸せに!

2026/06/18 米川耕一エッセイ もっと幸せに!

『ごちそうさま』のその一歩先へ

何人かの人を見てきましたが、ごちそうしても、たいていは「ごちそうさまでした」のひと言で終わります。

「今日もおごったのに、御礼もない」と、心の中でつぶやいてしまう人もいます。

次第に、その人は不満をつのらせてゆきます。
その小さな違和感には、相手もなかなか気づかないことが多いのです。

そして、少しずつ距離がひらき、やがて会わなくなってしまう。

その変化にも、相手は気づきません。
「最近、誘ってくれないなぁ……」と思うだけ。

もう一歩、踏み込んでみませんか。

例えば、御礼の気持ちを、短い手紙にして渡す。
俳句を一句したためて渡す。
一本の花を添えてみる。

せっかくのご縁が、「気づかなさ」のせいで静かに消えていくのは、あまりに惜しいことです。
一輪の花や俳句のような、小さな工夫で、人と人との関係はもっと豊かになるはずです。

ここに書いたのは、「こういう御礼も素敵ですね」という、ひとつの提案にすぎません。

© 米川総合法律事務所