なんで生きなきゃいけないんだ?!

人それぞれの理由で、心底死にたくなることはある。生んだ親を恨むこともある。何の生きがいも見いだせず、無になりたいと思うこともある。いったい、何のために生きるんだ?             

ところで、死にたいと思うのは誰だろう? 自分? では、自分とは何だろう? 皮膚という境界の内側の物質か? それは新陳代謝していて、不動ではない。ラフマニノフ交響曲第2番第3楽章が流れている。聴いている、自分を超えた世界に自分は居るという感覚。似た経験は様々な様式で。世界、宇宙全体に拡張する自己。 

今、不幸であっても、Havingしてみようか。眼を一個1億円で売りますか? 脚はありますか?    

自殺したくなるのは、宇宙を観る視野がなくなっているからに過ぎない。まず、ラフマニノフ交響曲第2番第3楽章を聴いてみようよ。すると、ブラフマン的感覚に近づくでしょう。 

そして、それぞれの1日が、それぞれ一個の人生ということに気づくでしょう。数億の競争を勝ち抜いて生まれてきた我ら。断ってしまうのは、宝物を捨てるようなものではありませんか?

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